灯吾→秋良→嵯峨野の順でクリアしました。
あちこちに謎がちりばめられていて、全ルート網羅すると、つながりが見えてくる仕様。
こういう構成好きなのですが、初めて灯吾ルートクリアした時は、色々わからない事がおおすぎて、
ぶっちゃけ、ぽかん(゜゜)としたまま終わってしまいました;;
というのもですね、
由が何考えてるのか、初回プレイ時には全然わからなかったのですよ!!orz
灯吾か秋良を「食事」するために二人に近づいてるくせに、
罪悪感とか葛藤とかカケラもなく「仲良くしたいだけだよー」とか言ってるし。
「食事」についての説明もあんまりなかったので、「私が想像する【食事】とは違うのかな?【食事】しても二人には何の害もないとか?(゜゜;)」とぐるぐる。
神社の皆は由になにか隠してる風だし、由もそれがなにかハッキリわかっていないようで。
色んな物事を知らずに育った、ほやほやしたコなのかな?と思いきや、
たまに誰かに話しかけるような意味深なセリフを吐いていて、
「もしかして全てわかってる?黒幕?二重人格??(゜゜;)」と、またぐるぐる。
後々、シンと会話してると知った時に色々納得いったのですが、
それを知るまでは主人公なのに由のキャラクターが掴めず、どういうスタンスで読み進めれば良いのかサッパリでした orz
私はこのテのタイプのゲームは、主人公目線で読み進めていくのですが、
初回時は由がどういうコなのかわからず、うまく感情移入できないまま終わってしまいました orz
嵯峨野ルートやってる辺りから、由のキャラクターや周囲の繋がりがわかってきて面白くなったのですが。
地の文つけて説明いれるとかして、主人公とプレイヤーの情報量を同じにして欲しかったです。
そこがちょっと残念(><)
ハッカさんいわく「バットエンドゲーム」との事で、誰もが幸せに生きていけるハッピーエンドはないのですが。
後味悪いだけのバッドエンドはあまりなく、
「その後の彼らを知りたい!!(゜▽゜)」と思えるような、物語性のある、ある意味美味しいバッドエンド揃いでした。
ひとつのEDだけでも、もう一本ゲーム作れるんじゃねえのってくらい、含みのある、美味しいフラグを散りばめた終わり方。
私的には、黒狐EDがお気に入りです。
黒狐・・・!なんて美味しいキャラなの・・・!!
ただ一人のひとを守りたくてがんばってるコっていいよね!!
このまま花帰葬バリの、未来のない逃避行を続けたらいいよ!!(>▽<)
黒狐由黒狐な薄い本誰かだしてくれ切実に。
脇キャラも魅力的で、美味しい裏話をもってそーな方々揃い。
あれこれ妄想しがいのある、奥深い、噛めば噛むほど味がでる、スルメのよーなお話でした。
本命は黒狐ですが、ひそかに兎コンビがおきにいりですw
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